SCHEDULE & ARCHIVE (年間スケジュール・記録)
Plaza Gallery  –2021–
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Conceptual Architect

Japan

構想計画所は前野智彦が所長を務める「複数で形成された単数の緩やかな纏まり」=活動体で、構成員はプロジェクトごとに複数の表現者で組織される。

「人間は自らが棲まっているこの世界を無意識のうちに、人間にとっての意味や目的、あるいは自我や主体といった整合性や一貫性を軸に理解しようとするが、世界は常に人間に無関心で無関係であるかのような出来事の続起に満ちている」このことを前提に出発する構想計画所は、整合性や一貫性に回収できない/されない世界、あるいは人間にとっての意味や目的、自我や主体すら崩壊させてしまうような出来事を、無人島という人間のいない世界、あるいは島という自然の力動が生み出す不安定な大地の生成過程へと、人文学(人文科学)的視点とともに独特の仕方で結びつけることで、人間がこの世界に棲まうことをさしあたり可能にしている「なにものか」を発見し、人間的な営みである芸術のフィールドから発信している。

1月14日(木)–2月14日(日)  11:00–18:00  休廊日:月・火・水曜日
FURUTA Yutaka

Japan

「インターネット ゾーンから:停/噴/選これらの組合わせ・沁」あるいは染

脳の外で、可視化のプログラムはどんどん形成されている。どうやら、ミリ波が可視化(モデリング)できるようである。ところが、ヒトの脳は水平、垂直を好んでしまうようで、錯視が起こる。というか、ヒトの脳は都合よく見ることをしいる。そろそろ、さまざまな見る手続きが、脳へ実装されてもいいのではないか。チップインとか、脳へのある刺激ではなく。そうでないと、キュレーションされ提示された情報を誤解し拡散されるのと同じように、作品もデータとして回収されて染みてゆくだけとなる。既にそうなっているのかもしれない。不完全な問と不完全な処理などにより、移動しているように見える破線が、その昔は停止した。停止すれば幸いであった。強制終了でなく、コマンド+オプション+シフト そして、何のキーだったか最早思い出せない。

古田 裕 2019.05.26

2月18日(木)–3月28日(日)  11:00–18:00  休廊日:月・火・水曜日

作品売上を東日本大震災で被災された方々への支援金として寄付いたします。

支援金 結果報告 (2021年7月2日)
4月3日(土)–6月27日(日)  11:00–18:00  休廊日:月・火・水曜日
Related Exhibition of TAM

東京アートミュージアムで開催の「視触手考画説 『水彩考』 展」 に出展作家の
小作品を展示販売いたします。

7月3日(土) – 9月26日(日)  11:00–18:00
休廊日:月・火・水曜日 および 夏期休館 8月12日(木) – 15日(日)

Permanent Exhibition

2-dimensional works
○展示作家:
伊藤公象、大塩博美、小川泰生、烏山秀直、河口聖、小孫哲太郎
篠田教夫、鈴木亘彦、Sebastian、高木敏行、Magaly Padilla

10月2日(土)–11月20日(土)  11:00–18:00  休廊日:月・火・水曜日

2-dimensional works
東京造形大学近藤ゼミ展によせて

私のゼミは基本的にドローイングゼミだ。ドローイングを本作絵画作品の下絵や習作ではなく、画家として作品に向かう思考の発生、萌芽をドローイングという自由度の高い表現として悩み模索しながらも少しずつ成長させるためのいわば揺籃つまり揺り籠のような位置付けとして考え出すところから始めている。
今回のゼミ展ではそのドローイングだけではなく本作の絵画作品も同時に展示することとした。
展覧会タイトルは学生たちの話し合いで「意思の鳥あるいは時間の光/意思的鸟或时间的光」と決まった。ゼミでは学生が持ち回りで提案したテーマに沿ってドローイング作品を制作して来たが、それらのテーマのいくつかを組み合わせてタイトルにしたらしい。また中国語併記としたのはゼミ生の1人ともう1人ゲスト参加している学生が中国からの留学生なので併記することにしたようだが良い判断だと思う。

東京造形大学絵画専攻教授 近藤昌美


○参加学生:
遠藤望恵 / Moet Endoh、亀谷留那 / Runa Kameya、佐々木了誉 / Akitaka Sasaki、
坂本美果 / Mika Sakamoto、Wendi、楊 力為 / ヨウ リキイ

11月23日(火)–12月5日(日)  11:00–18:00[最終日16:00まで]
休廊日:水曜日

Permanent Exhibition

2-dimensional works, 3-dimensional works
12月9日(木)–12月26日(日)  11:00–18:00  休廊日:月・火・水曜日
東京アートミュージアム展覧会
「没後10年 織田廣喜展 パリ-仙川」 関連展示
Related Exhibition of TAM

スケッチ、ドローイング等の小品を展示いたします。

2022年1月8日(土)–6月26日(日)  11:00–18:00
休廊日:月・火・水曜日

TOKYO ART MUSEUM  –2021–
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- 世界のなかに写されたもの -

池田龍雄、大沢昌助
木下晋、西常雄

   今年はコロナに始まり未だ収束の兆しが見えないなか年末をむかえようとしています。当館もコロナウィルスの影響により当初予定していた企画展の変更を余儀なくされました。
   このコロナ禍の中、ご来館いただきます皆様に楽しんでいただけますよう、これまで様々な縁で東京アートミュージアムに集まった作品の中から17名の作家の作品を展示いたします。
   どうぞご高覧下さい。


○展示作家:
   吾妻兼治郎(1926 - 2016)
   安藤 忠雄(1941 - )
   池田 龍雄(1928 - )
   大沢 昌助(1903 - 1997)
   掛井 五郎(1930 - )
   鹿江 恭夫(1924 - 2014)
   鬼頭 曄(1925  -1994)
   木下 晋 (1947 - )
   草間 彌生(1929 - )
   黒田 アキ(1944 - )
   白根 光夫(1926 - 2002)
   菅 木志雄(1944 - )
   難波田龍起(1905 - 1997)
   西 常雄(1911 - 2011)
   深尾 庄介(1923 - 2001)
   藤田 嗣治(1886 - 1968)
   Roberto Matta (1911 - 2002)


○会期:2021年1月9日(土) – 6月20日(日)
○開館時間:11:00–18:30 (入館18:00まで)
○開館日:木・金・土・日曜日
○休館日:月・火・水曜日
○入場料:一般 500円 / 大学・高校生 400円 / 小中学生 300円
○会場:東京アートミュージアム

○主催:東京アートミュージアム
○企画:一般財団法人プラザ財団

1月9日(土) – 6月20日(日)  休館日:月・火・水曜日
視触手考画説 『 水彩考 』

赤塚祐二『ケージとカナリア t1』(左)
白井美穂『Water Head』(右)

本展は、『水彩』をテーマにした展覧会です。

美術に限らず表現媒体に何を選ぶかは、作家にとって目指す表現の核心を代理する重要なものです。 そこで、私達がスケッチなどで多用する水彩絵具を入口にして『水彩と表現』の今を探る試みです。 水彩の特徴を絵具の物質感が際立つことが少ない着彩面の平面性と仮定し、「画は平滑な表面の出来事」という命題を設定してみます。伝統的、或いは革新的イリュージョンか、それとも別の世界か、作家の視線に注目です。明治にあった『水彩画ブーム』は、人々の風景と日常への意識を革新するものでした。 それまでの風景、所謂『名所絵』という観念的イメージの作画から、現在の私達と同じ、人々が生活するリアリティを描くことへの転換だと考えられるからです。(菊池)。



○展示作家:赤塚祐二、池田雅文、石川順惠、上田豊一郎、菊池敏直、近藤昌美、白井美穂、中村一美、藤村克裕、松浦寿夫

○会期:2021年7月3日(土) – 9月26日(日)
○開館時間:11:00–18:30 (入館18:00まで)
○開館日:木・金・土・日曜日
○休館日:月・火・水曜日、夏期休館 8月12日(木)〜15日(日)
○入場料:一般 500円 / 大学・高校生 400円 / 小中学生 300円
○会場:東京アートミュージアム

○主催:一般財団法人プラザ財団
○企画:一般財団法人プラザ財団(菊池敏直)
○助成:公益財団法人 朝日新聞文化財団

7月3日(土) – 9月26日(日)
休館日:月・火・水曜日、夏期休館 8月12日(木)〜15日(日)
臨時休館のご案内

東京アートミュージアムは
2021年9月27日(月)より施設メンテナンス等のため、休館いたします。
誠に申し訳ありませんが何卒ご理解の程よろしくお願いいたします。

○休館期間:2021年9月27日(月)-2022年1月7日(金)
○次回展覧会:2022年1月8日(土)-6月26日(日) 「没後10年 織田廣喜展(仮)」

休館期間:2021年9月27日(月)-2022年1月7日(金)
没後10年  織田廣喜展  パリ-仙川

〈エッフェルトウ〉油彩 (右)
ドローイング (左)

パリを思わせる風景や女性たちを描いて人気を博した織田廣喜(1914-2012)は、1957年以降、世田谷区上祖師谷を制作と生活の拠点にしていました。徒歩圏内にある調布市仙川は画家のお気に入りの散歩コースで、最晩年まで、東京アートミュージアム近辺にも頻繁に訪れていました。
織田は、1960年以降、パリに何度も向かい、数多くのスケッチを描いています。しかし、スケッチにしろ、それらに基づいた油彩画にしろ、パリの情景をそのまま再現したものではありません。画家の内面のフィルターを通して変換された、織田独自の世界を表わしたものとなっています。そこに登場するのは、現実には、どこにも存在しない場所なのです。そうした彼の絵画はフランスと日本の〈間〉で描かれたものといえるように思われます。
甘美で華やかな絵画世界とは異なり、織田自身は質素な生活を淡々と営みながら、数多くの作品を生み出していきました。破天荒な芸術家伝説などとは無縁の生き方ですが、逆に、そうした日常の繰り返しこそが、画家としての空想を自由にはばたかせるために不可欠だったのかもしれません。彼にとっての仙川はそうした日常に属する場所です。「パリ-仙川」とは、地図上のふたつの場所を指すだけでなく、絵画世界を構築するために織田の精神が往還したふたつの場所も示す言葉なのです。
東京アートミュージアムでは、織田の展覧会として、2012年の追悼展、2014年の生誕百年記念展、2017年の没後5年展を開催してきました。没後10年の節目で行う今回の展覧会では、二科展に出品された300号の大作をはじめとする油彩画のほか、未発表のスケッチ類や資料を展示し、織田廣喜の画業を改めて考えたいと思います。

藤井匡/美術評論家、東京造形大学教授



○会期:2022年1月8日(土) – 6月26日(日)
○開館時間:11:00–18:30 (入館18:00まで)
○休館日:月・火・水曜日
○入場料:一般 500円 / 大学・高校生 400円 / 小中学生 300円
○会場:東京アートミュージアム

○主催:東京アートミュージアム
○企画:一般財団法人プラザ財団(藤井匡)

2022年1月8日(土) – 6月26日(日)  休館日:月・火・水曜日
Copyright © 1999 Plaza Gallery